耐熱エポキシ系接着剤「Duralco」
被着体の応用範囲が広い熱硬化型接着剤です。
最大使用可能温度:370℃
耐熱性に加え、導電性/熱伝導性/柔軟性など規格ごとに様々な特性が付与されています。
Duralco 4525IP (260℃)
優れた耐熱性と接着性、化学的安定性を兼ね備えたエポキシ接着剤です。
耐水性に特に優れ、高い絶縁性を長期間保持します。
汎用性に富み、使用環境や接着対象に左右されにくく安定した性能を発揮します。
室温で硬化します。加熱保持すると硬化時間は更に短縮されます。(5分@135℃)
Duralco 7050 (200℃)
金属、セラミック、樹脂、ガラスなど異種材料の接着に効果的です。
特殊な表面処理を必要とせず、二液混合後そのまま塗布が可能です。
室温で硬化し、耐環境性に優れた接着層となります。
Duralco 4538 (230℃)
硬化後もゴムの様な柔軟性をしめすエポキシ接着剤です。
大部分の素材(金属・セラミック・ガラス・ゴム・表面処理済テフロン)へ良好な接着性を示します。
室温で硬化し、-70~230℃の範囲内で使用できる接着層を形成します。
高温になっても軟化したりベトついたりしません。
主剤と硬化剤の配合比を変える事で、硬化後の硬さを調節できます。
接着部へ残る応力は僅かです。振動などに晒される部品などを柔らかな樹脂で封止したい場合に最適です。
Duralco NM25 (260℃)
磁石を接着する用途で開発された室温硬化エポキシ。一般の接着剤では困難な、磁石の接着が可能です。
磁界に影響を及ぼす様な磁性成分や導電フィラーを含有していません。
室温で硬化し、耐薬品性、耐溶剤性、耐湿性を兼ね備えた接着層を形成します。
狭い隙間へ流し込む事ができ、薄く高強度の接着が可能です。
Duralco 4461IP (260℃)
接着、含浸コーティングに最適な低粘度の室温硬化エポキシ。
低粘度ですので、非常に狭い隙間へ浸透させて硬化接着できます。
揮発性成分を含まない為、塗布工程に際し不快臭等を発しません。
室温で硬化し、260℃までの使用に耐える接着層を形成します。
Duralco 4460(315℃)
接着、含浸、コーティングに最適な低粘度の加熱硬化型エポキシです。
低粘度ですので、非常に狭い隙間へ浸透させて硬化接着できます。
揮発性成分を含まない為、塗布工程に際し不快臭等を発しません。
4時間@120℃で硬化。耐薬品性と耐熱性を両立した接着層になります。
精密部品の耐熱保護コーティングに最適です。
Duralco 4700(315℃)
超高温用途の耐熱エポキシ接着剤です。
コトロニクス社独自のシステムである、有機成分と無機成分のクロスリンク構造により、通常のエポキシでは達成できない耐熱性を実現しました。
主剤と硬化剤を混合し、120℃以上に加熱する事で硬化します。
硬化層は非常に高い接着力を発揮し、同時に高い絶縁性と耐湿性を保ちます。
-50℃~315℃の温度範囲での接着実績が有ります。
Duralco 4703(340℃)
コトロニクス社独自の架橋システムに金属粒子とセラミック粒子を配合し、
ラインナップ中で最大の耐熱性を実現した混合材料です。
主剤と硬化剤を混合し加熱硬化。硬化スケジュールは4時間@120℃の後4時間@175℃です。
硬化後は非常に硬い仕上りで、機械加工が可能となります。
金型や治具の肉盛補修に使用しても精密な加工仕上を施す事ができます。
Duralco 120(260℃)
微細な銀粒子を70%以上含有し、高い導電性を発揮する
エポキシ接着剤です。
銅、鉄、ステンレス、アルミニウム、鉛、ガラス、セラミック等の
材質に対し優れた接着性があります。
半田の代替として用いる事により、リフロー温度への曝露や
フラックス汚染を回避し、試作や量産の工程を簡略化できます。
Duralco 125(230℃)
高い導電性と可撓性を併せ持つ耐熱エポキシ接着剤です。
主剤と硬化剤を並列に押出すアプリケータ入り。計量と混合の
手間が無く、必要な時に必要な量だけを使用できます。
異種材料の導電接着、および熱応力や物理的な衝撃に耐性を
要する箇所の導電接着に最適の選択です。
Duralco 128(260℃)
耐熱性と熱伝導性を有するエポキシ接着剤です。
セラミックフィラーを含有し、絶縁性の接着層を形成します。
Duralco 132(260℃)
・アルミニウムフィラーを含有し、高い熱伝導性を発揮します。