工業用金網(クリンプ金網)

- 波形加工をした太い線で作られた金網です。
その線径と大きな網目が特徴的で粗大粒の篩等として多く使用されています。
クリンプ織(Crimp)
波形をつけた縦線と横線をはめ合せて作った金網です。線径に比し、大きな網目が可能です。
ダブル クリンプ織(Double Crimp)
クリンプ織の一種で、外見は平織と同じです。網目に比し、太い線を使用出来るので強度が大きく、網目の精度も良い金網です。
フラット トップ織(Flat-Top)
金網の表面が平滑な織り方で、篩面に障害なく摩耗しにくい構造です。篩分け効率が良く、振動篩として最も一般的な織り方です。
ロック クリンプ織(Lock Crimp)
縦線と横線が公差する部分で、お互いがロックをしあう構造の織り方のため、網目が狂いにくいのが特徴です。線径に比較して網目を大きくすることが可能で、粗大粒の篩に最適です。
トン キャップ織(Ton-Cap)
長方形の編み目を持った、目詰まり少なく篩効率が良い金網です。網目の長短比は自由で、被篩物の流れに対する長方形の方向によりスロットL、スロットSに分けられます。

タイ ロッド織(Ty-Rod)
トン キャップ織よりも更に開口率を増した織り方です。篩効率に優れ、目詰まり対策にも有効です。トン キャップ織と同様に、物処理の流れ方向により、スロットL、スロットSに分けられます。
