セラミック/金属コーティング
- ラドルやプランジャー等の溶湯流経路に
セラミック/金属をコーティング - 溶損に強いセラミック材料や特殊合金で治具を製作するケースがありますが、こういった部材は金属材料に比べ脆かったり、高価なものになりがちです。
高温で粒子を溶解し吹き付ける「溶射皮膜」は、元の材料の表面だけにセラミックや特殊合金の特性を付与する技術です。
耐溶損・離型性・保温性・断熱性など目的に応じた皮膜材料を選定し、コーティングを受託加工します。
セラミック/金属コーティングの適用例
- ラドルやとい部の特定溶損部位に250μmのクロミア皮膜を設定。
- 湯口部の溶損防止にホウ化モリブデンを採用。
- プランジャーチップの溶損部を肉盛補修。
セラミック/金属コーティングの適用対象
溶湯接触部、金型近傍の冷却保持面
セラミック/金属コーティングの効果
耐溶損、保温、断熱による冷却工程の改善